計量法校正事業者登録制度jcssを初心者でも分かり易く解説

jcssを理解するにはフルスペルの英語表記で考えるのが近道です。答えは、Japan Calibration Service System。Calibrationは校正の意味で、例えば料理を始める前に、何も載せていない電子はかりの表示を0gにリセットする行為がこれに当たります。Service Systemは供給体系、あるいはサポート体制といって良いでしょう。従ってこれらを合わせると、jcssとは「日本における校正サポート体制」であることが分かります。ただし、当局が決めた正式名称は、「計量標準供給制度」です。更に、この計量標準の供給を支える制度として「校正事業者登録制度」というルールが存在します。つまり体系的には2つ合わせてjcss。両者の関係は参議院と衆議院のような関係ではなく、どちらかというと立法府と行政府の関係にあります。

計量標準供給制度とはどういう制度?

計量標準供給制度とは1kgが1kgであることや、1mが1mであること、1秒が1秒であることなど、計量の正当性を保証する制度です。立場を変えれば、「うちの会社が製品製造に使う計測器・計量器具は全て国が決めた原器や準原器に合わせてあります」と証明すること。この制度があるお陰で、A社に発注した部品とB社に発注した部品がぴたりと噛み合うわけで、コストダウンにも一役買っています。江戸間と京間の畳の違いではありませんが、各社がそれぞれ異なる基準で物を作っていたら、コストダウンどころか一々余計な手間が掛かるためコストアップになってしまいます。一般家庭で言えば、C社のシャープペンにD社の芯が使えるのはこのお陰。また、日本の国家標準は海外の主要な国家標準とも互換性が保たれているので、E社のブルーレイレコーダーに海外製F社のディスクが使えるのもこのお陰です。よく耳にするトレーサビリティーとは、この互換性の証明で、原器とのつながりを説明するために描かれる図をトレーサビリティーチャートと呼びます。

校正業者登録制度とはいかなる制度?

それでは、国家標準へのトレーサビリティーを確保するために、個々の会社が独自に標準原器との照合を行うのでしょうか。原器は原則として1個だから原器。国にたった一つしかない標準原器を皆で公平に共有するのは時間的にも、原器の保管という意味においても不可能です。そこで登場するのが校正業者。流通の世界で言えば、支店や代理店です。校正業者が当局公認の代理店になるには申請が必要で、それを受けるのがnite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)。niteは申請業者がそれにふさわしいか否かを審査します。審査の結果合格すれば、晴れて登録校正事業者として当局のお墨付きが貰える仕組み。登録校正事業者は電流計なり気圧計なりを校正した際に、「この計測器は原器へのトレーサビリティーが確保されています」という意味の校正証明書を発行することができるようになります。一般の製造業者は、この校正証明書をもって、国家標準へのトレーサビリティーを確保しています。

電気メーターの検定及び計測器の校正等をおこなうる公正中立な私達からお客様へのメッセージをお伝えします。 私共が申し上げたいお客様へのメッセージはただひとつ、お客様の適正な電気の取引を私共が全力で見守ります。本イベントでは、計量器の展示、計量クイズ体脂肪付体重計体験コーナー、小学生の棒はかり製作コーナーなどを実施します。 幅広いjcss校正サービスのJEMIC(ジェミック)